古代史好きな28歳サラリーマンのブログ

古代史、神話、医療に興味があるサラリーマンが全国を旅した発見を書き連ねます。

つれづれなるままに脱毛いってきた!医療脱毛と美容脱毛どっちがいいの?医療関係者が解説!

女もすなる脱毛といふものを、男もしてみむとしてするなり。

 

最近、髭が濃くなってきたな〜

と思いとある脱毛サロンのカウンセリングを受けてきました!

 

脱毛には大きく分けて2種類(医療脱毛と脱毛サロン)があります。

 

医療脱毛は毛根を焼くので永久に脱毛できるのですが、もし、この先、大久保利通みたいなワイルドな髭を生やしたくなったらどうしよう…と優柔不断な私は、とりあえず若いうちだけ脱毛しようかな、と医療脱毛のカウンセリングを受けてきたのです。

 

1時間のカウンセリングで注意事項や、他サロンとの違いアピールポイントを説明してくれましたのですが、ツッコミどころが満載でした( ´∀`)

 

まず、医療脱毛とサロン脱毛の違いというスライドを提示されまして、

 

医療脱毛は高い!痛い!長い!とディスりまくってました笑

 

医療脱毛を生業とされている先生!

めちゃくちゃ誹謗中傷されてますよ!!

 

利害関係のない目から客観的に見てみますと、

値段は同じくらい。医療脱毛は自分で回数が選べますが、ツルツルにしたいなら24ー36回をお薦めされました。一回1万円としてトータルで、24万ー36万円かかります。しかも、また生えてくる可能性あり。

 

痛みに関しては体験したことがないのでわかりません。医療脱毛の場合は毛根を焼くので痛いのかな。 カウンセラーの方は医療脱毛の場合は痛みが出るので「処方箋薬が処方されることもありますよ」って言うてましたけど、そりゃ医師による医療行為なわけで保湿クリームとか処方された方がむしろ安心ではないかと思いました。

 

ツルツルになるまでの期間ですが、どちらも1年ほど通わないといけないようなので大差なさそうですね。

 

そして、医療従事者の端くれとして眉唾だったのが施術終わった後に保湿のために塗ってくれる「ips細胞培養液」なるもの。

 

 

「ipsって知ってますか?」と説明してくれるカウンセラーのお姉さん。こちらこそ聞きたいところですが( ´Д`)y━・~~

 

お姉さんによるとノーベル賞を取ったほど良いもので、ips細胞を培養してつくった上清液をぬることで乾燥を防いで美肌になるのだそう。

 

ips細胞(人口幹細胞)って人間由来の細胞のはずなのですが、誰の??

 

他人のips細胞塗り込んで拒絶反応とか起きないのですか??

 

と様々な疑問が浮かんだが、笑顔が眩しいお姉さんに罪はない。きっとマニュアルがあるのだろう。野暮な質問は控えさせていただきました。

 

ips細胞には他にもサイトカイン、エキソソームなど、美容に良い成分含まれてるんですよ〜って嬉しそうに説明してくださった。

 

勉強不足でサイトカインって炎症のイメージしかないのですが、美容界隈だといい成分として認知されているのでしょうか。

 

結局30分ほどカウンセリングを受けて、契約するつもりだったのに、ipsが気になりすぎて契約せずに帰ってきてしまいました…。

 

まあ最終目的が髭を無くす事なので、別に良いんですけどね。

 

 

 

後日「細胞培養上清液」を調べてみました。

栄養のある液体に細胞を入れると増えます。

細胞が栄養を吸収した液体を捨てて新しい栄養のある液体に交換します。

この時にでた使い終わった栄養のある液体が「細胞培養液上清液」です。

 

なので、細胞培養上清液体そのものにはips細胞そのものは入ってないわけですね。ips細胞からでてきた良い成分(ホルモンとか)がお肌に良いのでは?と考えられているのです。

 

ただし、エビデンスはありません。

理論上はホルモンって血液の中や細胞の間質で働くので、皮膚の上から塗っても効果無さそうですよね。皮膚細胞の中にちゃんと浸透するのでしょうか?

 

グルコサミンが膝に効くからといって、グルコサミンサプリを飲んだら、胃の中でバラバラのアミノ酸に分解されちゃって膝に届かないのと同じやつです。

 

あとは、培養された細胞の新しさとか、培養方法によっても効果が変わりそうです。極端な話、がん化した細胞を培養してたらがんになることもありえそうでこわいです。

 

一つのセールストークですね(^ ^)