籠神社にて神聖な気持ちになった後、奥宮である眞名井神社を訪れました🚶♀️
古代から続く聖地眞名井神社へ
籠神社から徒歩5分ほどなのですが、熊出没注意の看板がΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
ビビりながら参拝しました😂(常に何人か参拝してる方がいるので安心しました)
森の中なので静寂に包まれています。
本殿は撮影禁止です。
祭神:豊受大神(トヨウケオオカミ)
相殿:
罔象女命(ミヅハノメノミコト)
彦火火出見尊(ヒコホホデミノミノト)
神代五代神(カミヨイツツヨノカミ)
本殿の裏には御神体である巨石が祀られています。境内から縄文時代の石斧や土器が出土しており、神が宿る石として縄文文化の人々頃から大切にされてきた場所だとわかります。
眞名井神社の湧水と天村雲命伝説
境内には湧水があります。社伝では海部氏3代目の天村雲命 (アメノムラクモノミコト)が天からくんできた水を井戸に注いだ事が始まりといいます。
気になるのが天村雲の名前。ヤマタノオロチから出てきたと言われる三種の神器の一つ草薙剣は別名天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)ですが、何か関係があるのでしょうか?🤔
神社の西側に小川が流れており、せせらぎが心を癒してくれます。Googleマップを見ると、ここが源流っぽくなっているので、ひょっとしてこれも全部湧水なのでしょうか?!😳
眞名井神社の湧水については、古い時代から大切にされてきた事が丹後国風土記からもわかります。丹後国に伝わる昔話に「天女の羽衣伝説」です。
眞名井神社に伝わる天女の羽衣伝説
比治山の山頂に真名井という泉があり、天女が水浴びをしていました。それを見た老夫婦が天女の羽衣のあまりの美しさから羽衣を盗んでしまった事で、天女は天に帰れなくなってしまいます。
天に帰れなくなった天女は丹後国にを彷徨いながら人々に医療や機織りを教えたことで感謝され、豊受大神として祀られたとされています。
天からきた、医療や機織りを伝えたというエピソードは豊受大神が渡来系だったのではないかな〜と想像する事もできます。
眞名井神社について、一点不思議ポイントがありまして、神社本殿の屋根の上にある千木(チギ)の形です。
男神が祀られる神社では外削ぎ
女神が祀られる神社では内削ぎ
である事が多いのですが、眞名井神社では外削ぎなのです。伊勢神宮の外宮も同様に。不思議🤔
大陸から海を渡ってやってきた海部一族が縄文文化を営んでいた集団と交わり、丹後人となっていたのかな〜と歴史を偲ぶ事ができました。
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次回は伊勢神宮に豊受大神を祀った謎について考えていきたいと思います!!
丹後④ へ つづく