前回の記事ではフェリーターミナルのある鴛泊(利尻富士町)周辺について書きました。今回は沓形(くつがた)方面へ向かいます。
沓形の由来と歴史
沓形の古い呼び名はアイヌ語のクツカンタだそうで、「大きな石のある場所」を意味する地名のようです。
利尻町立博物館展示より
沓形と呼ばれる島の西側は 2〜3万年前に利尻山が噴火した際に流れてきた溶岩が広がったエリアとわかります。
利尻町立博物館展示より
沓形周辺からは旧石器〜擦文文化の遺跡が発見されています。しかし、近代になると沓形に住んでいた人はいなくなってしまうようです。
利尻町立博物館展示より
上は秋田藩が作成した絵図です。現在の本泊から南浜よりも西側は当時は集落や道がなかった事がわかります。
現在の沓形には島の医療の中心を担う利尻町立国保病院や飲食店も多いエリアとなっています。
利尻らーめん味楽
利尻に来て絶対に行きたかったのがここ、ミシュランのビブグルマンにもなった「利尻らーめん味楽」です。
東京始発で出発しても、その日には食べることできないため、「日本で1番食べに行きづらいラーメン」と呼ばれています。新横浜のラーメン博物館にオープンして長蛇の列になったようです。
利尻富士町から車で20分ほど!
11:30のお昼時についたので、店の人には10人ほどの列が!!
利尻観光のお土産を購入
店内の名簿に名前を書いて、近くのお土産屋さんに行くことにしました。
地方発送できるウニを購入!!!
バフンウニ5000円、ムラサキウニ3000円。 6月から利尻でウニ漁始まったため相場よりも安いそうです。冷蔵で生うにのまま発送してくれるので ミョウバンなしのウニを楽しめます!!!
ふるさと納税に大人気で年間6000個の注文があり、毎日300個発送してるそうです。ウニ絶滅しないかな😰
エゾバンフンウニとムラサキウニの違い
利尻町立博物館展示より
お土産屋さんの話によると、地元の人はキタムラサキウニを好んで食べるそうです。バフンウニは見た目が黄色くて綺麗なのと、成長が遅いため値が高いので本州の人は欲しがるとのこと。
エゾバンフンウニ。6月〜8月。エゾバンフンウニはバフンウニよりも大ぶりなのが特徴。ガンゼ(アイヌ語)と呼ばれる。
キタムラサキウニもムラサキウニより大ぶり。ノナ(アイヌ語)と呼ばれる。積丹にはムラサキウニが多く取れるため沼前(ノナマイ)という地名があるそうです。
利尻の一級品の昆布を食べるウニはうまいらしい!!夜が楽しみです😊
利尻らーめん味楽レビュー
タッチパネルでスムーズに注文。隣の人はビール飲んでて羨ましかった。
これが焼き醤油らーめん!!
利尻昆布ふんだんに使用しているそう。
麺はかためのちぢれ麺。スープが、、うまい!!
こがし醤油の名の通り昆布のダシのせいなのか、香りが良すぎる。。
醤油ラーメンにある塩っ辛さが全然ないのに濃厚。これが利尻昆布の力なのか??
是非食べてみてください!!
ウニと昆布の利尻島ご当地アイス「愛す利尻山」
ラーメン食べた後に気になるお店を発見!!
どんと物産展内のお店「北利ん道(きたりんどう)」でウニアイスなるものが食べれるというので、ウニ好きの名にかけて訪問!
利尻らーめん味楽から歩いて5分の距離です。
愛す利尻山。利尻昆布をスプーンにしてよく混ぜてから食べてみる。。うまい!!
利尻昆布のダシと塩昆布がアイスの甘みを引き立てる。利尻昆布…なんでもいけるやん…。
店長が明るくて良い人で、漁師さんの娘でご当地アイスない事に気づき始めたそうです。商売した事なかったが、サンシャイン池袋で「だし塩ソフト」出店したりと精力的に活動中です。店長オリジナルYouTube愛す利尻の食べ方はこちら。
居酒屋かもめで利尻のウニとビール
アイスに感動したあとは利尻町立博物館や利尻ふれあい温泉へ行ったのですが、次の記事で書きたいと思います。
利尻在住の友達と夜は居酒屋かもめへ!!
漁師さんが経営しており海鮮ならここがおすすめとのこと。
生ウニ、中トロ、ホタテ刺、焼き昆布、焼き鳥など注文
生うに2000円
みょうばんを使ってないウニは甘いんです。
新鮮なので溶けておらず箸で掴める。
北海道に来て本物のウニを食べてから大好きになりました。
利尻にきてよかった!!!
個人的にホタテ刺し1300円がうますぎてびっくり。
ホタテが肉厚なのにやわらかいこと。
北海道に来る前はあまり好きじゃなかったのですが、ホタテを見る目が変わりました。
中トロ1000円は安定においしい。美味しくないわけがない。
奥の焼き昆布。七輪で焼いて食べるという。
珍しいのでおすすめされましたが、ちょっと苦かった。経験としてはあり👍
利尻のナイトスポット
二軒目は酩酊BAR Tecchi
スクリーンで映画上映してたりオシャレ系です。
お酒の種類も豊富。
利尻富士町(東)の復刻日本酒。 利尻富士栄泉。昭和7年1932年創業。
三軒目はBAR1721
アイス食べたくて訪問。2階がゲストハウスになっており活気があります。
自然に恵まれ、グルメも充実しており、人も暖かい利尻島は最高の島でした!!
次回は利尻島の歴史についてまとめます。