古代史好きな28歳サラリーマンのブログ

古代史(特に縄文、弥生、古墳時代)が大好きなサラリーマンが全国を旅した発見を書き連ねます。

八戸グルメ旅行記

ゴールデンウォークで八戸に行ってきた旅行記です!!

八戸(はちのへ)とは?

青森県東部に位置する八戸市は人口22万人(令和5年)青森県で2番目に人口が多い都市です。

 

1

青森市

275,340

2

八戸市

223,529

3

弘前市

168,564

青森県の特徴として東西で文化が異なる点があります。青森県Googleマップでみるとわかりますが、中央に八甲田山があり平野が東と西に分断されています。東は弘前藩、西は南部藩と違う殿様によって統治されていました。青森県として一つになったのは明治時代なので、ほんの150年ほど前の事です。

 

では、八戸という名前の由来は何でしょうか?

“〜戸“がつく地名は、東北地方の特に青森〜岩手に数多く存在します。

 

一戸〜九戸までが存在し(四戸は存在しない。理由は諸説あり)“〜戸“という呼び方は平安時代後期に、前九年の役後三年の役奥州藤原氏の時代の東北地方での行政区として確立したそうです。

 

その後、源頼朝奥州藤原氏を滅ぼした奥州合戦で功を立てた南部光行(なんぶみつゆき)に八戸が与えられました。

南部光行甲斐源氏・加賀美氏出身という名門家系の出で、母親は和田義盛の妹にあたります。

石橋山の戦い源頼朝に味方した功績から甲斐国南部牧(現:山梨県南巨摩郡南部町)が与えられて「南部」を名乗りはじめました。奥州藤原氏を滅ぼした奥州合戦の功で陸奥国糠部五郡を与えられ、平良ケ崎城を築きました。この南部氏が以降、幕末に至るまでこの地方を支配したゆえに「南部地方」と呼ばれることになりました。

南部氏はそのあまりにも広大な支配地域から、「三日月の 丸くなるまで 南部領 (南部領を通る間に月が三日月から満月になるという意味)」と称えられました。

 

八戸は盛岡藩八戸藩の交通の要衝として、江戸時代に繁栄を迎えます。八戸港は東廻り航路の重要拠点となり、江戸時代に起きた物流網の飛躍的発展の恩恵を受けたのです。また漁港としてもイカ・サバ・イワシを中心に水揚げ高全国トップ10の常連で、昭和からの統計で全国1位になった事も6度ある国内屈指の港町です。

 

水産加工業のみならず、戦前から製鉄業など良港を必要とする産業が発展し、戦後に国から新産業都市に指定されると八戸港と豊富な水源を活かした製紙産業が新たに成長しました。このように八戸市青森県の歴史・産業の両方において非常に重要な市なのです。

 

八戸市で人気観光スポット「八食センター」へいってみた!

まずはグルメ旅のメインである八食センターに向かいます。

11:35発三沢空港12:35着  

丘珠空港でプロペラ機に乗り込みます。

 

三沢空港12:50発→本八戸駅13:40着 リムジンバスでJR八戸線本八戸駅」まで1時間でつきます。

 

 三沢航空科学館という手もありましたご、グルメを優先して「八食センター」と「みなと食堂」をどちらも制覇することに。

本八戸駅。みなと食堂が14:00までなので1日目は八食センターに行くことにしました!  

見た目はコーラ!中身はサイダー!その名もイカスミサイダー!

 

本八戸駅のコインロッカーに荷物を預けて、「八食センター」へ向かいます。

 JR八戸線 本八戸駅から十三日町まで徒歩15分

十三日町から八食センターまではバスが出ています。青バスと赤バスがありますが、赤の南部バスです。

 

電車の時間が合いませんでしたが、JR東北新幹線八戸駅」からもバスが出ています。  

最新の時刻表はこちら

八戸駅(東口4番のりば)〜八食センター(所要時間20分)どこまで乗っても100円です。

 八食センター に到着!

2時間大人1人400円で七輪をレンタルできます。

青森県産の新鮮な食材を選んで焼くことができます。

・ホタテ、エビ、シジミ、サケ、イカ セット(3050円)

・本マグロ刺 (1000円)

・寿司(1500円)

・倉石牛(2000円)

 

焼けるものは全て焼く!!!  

ビールとご飯は七輪村で買えました!

ホタテが甘すぎる!

肝って生臭いと思うんですが新鮮だからなのか味が濃くて沁みる〜!

生で食べられる新鮮なシャケを焼きすぎないようにミディアムで。脂がすごい!!甘い!!!

倉石牛焼肉用。霜降りがあまい。

黒毛和牛にビールが進みます。

噛んだとこからジャワっとうま汁が溢れ出してくる。イカの最高の食べ方でした。

 

新鮮な海鮮とビールに大満足!!  

 

バスで「十三日町」まで移動し、宿泊先のホテルがある中心街に戻ります。

 

ホテルグローバルビュー八戸に宿泊

JR八戸線本八戸駅」から徒歩15分。タクシーで5分。  


 

屋台村の近くなので飲みに行くのに便利です。

サウナで整ってから2Fのお洒落なラウンジで気になるお店を探して夜に備えます。

 

 

 

八戸で飲み歩き!名物せんべい汁や地酒を楽しむ!

1人でも気軽に入れる八戸の屋台村「みろく横丁」は金曜日だったので盛り上がってました。

青森名物を楽しめる「禄文銭」へお邪魔します。

青森の地酒が楽しめる!

陸奥八仙 特別純米300ml(1100円)

まるでアクエリのように?さわやかにのめる。  

由来は「八戸」と杜甫の「飲中八仙歌」にうたわれた、唐代の「八人」の酒仙。

・鴨ロースト(お通し)

新玉ねぎの上にやわらか鴨のローストが!

・銀鯖の串焼き (750円)

青森に来たら鯖食べないと!

脂がのってジューシーでした!

辛味噌との相性が抜群!!

せんべい汁 (780円)

初めて食べました家庭の味!野菜たっぷりで温まる〜!せんべいがうまい!!!

・海鮮ナンピザ (880円)

エビとイカが入ってるチーズナンみたい!

 

豊盃 限定特別純米(1100円)

甘味あり飲みやすい。後半の酸味。清涼感もわかる。

由来は津軽藩祖為信公が、戦で家臣が著しく志気喪失した時、志気を鼓舞するために唄った歌、いまでは津軽民謡として有名な「ホーハイ節」。

八食センターの影響ですでにお腹いっぱいだったのでファミリーマートで戦利品を購入して帰宅。

 

名物ヒラメ漬け丼を求めて八戸の大人気店「みなと食堂」へ!

翌日はレンタカーを借りて「みなと食堂」を目指します。

 

10:00に到着!

近くのパーキングに駐車。1時間200円

そんなに並んでなくてラッキー!と思いきや、、

名簿に名前を書いてびっくり。

なんと最短13時〜14時の3時間待ちではありませんか。

 

本日は岩手に移動するスケジュールだったためにみなと食堂は断念。。

 

いったん外出できるので名前を書いて近くの蕪島神社に行っても良いかもしれません!

みなと食堂近くの「魚まる食堂」へ。 

マグロと平目の2色漬丼(1700円)

みなと食堂の秘伝のタレを使った平目漬丼に卵黄を絡めていただきます!!うますぎる。。

 

ウミネコに会える島!蕪島神社へ行ってきた!

みなと食堂へ行ったら是非立ち寄って欲しいのが近くにある蕪島神社(かぶしまじんじゃ)。

JR八戸線鮫駅から徒歩15分。

「島」と呼ばれていますが、本土と陸続きで歩いていけます。内務省海軍省の委託工事として1942年に旧海軍により2年がかりの埋め立て工事が行われたそう。

うみねこの繁殖地になっていて国の天然記念物に指定されているだけあって、島にはウミネコの大群が!!

 

フンを落されないように傘を持参しましょう!  

うみねこは3月-6月に飛来して雛を育てて去っていきます。5月はこんな感じでした。

観光客慣れしてるのか近づいても全然逃げない。

フンを落とされないように緊張してるので、交感神経活性化しまくってました。

蕪島神社の祭神は市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと) です。源頼朝に仕えた武将工藤祐経(くどうすけつね)の子の犬房丸が流罪となり現八戸市鮫町へ。 その時に鎌倉の都にある江ノ島蕪島が似ていたので懐かしみ、それにちなんで市杵島姫命(いちきしまひめのみこと・弁財天)を祀り祟めたと伝わっています。

 

蕪島」の由来は、野生のアブラナを指す、「蕪の花が咲く島」という説や、神を祭る場所としての「神嶋(かむしま)」であるとの説があるそうです。  

蕪島物産販売施設にて シャイニーアップルジュースを購入。  ポケモン金銀を彷彿とさせるデザイン。金のねぶた 130円 銀のねぶた 130円  

金の方が酸味があり銀の方が甘くてまろやか。

個人的には銀がおいしい! 搾りたての味がする。

帰りは再び八食センターに立ち寄りお土産に海鮮を購入。ドゲクリガニは塩茹でにして蟹味噌を食べるのがおすすめだそう。

 

美味しいものを食べ満足の旅でした!!