古代史好きな28歳サラリーマンのブログ

古代史(特に縄文、弥生、古墳時代)が大好きです。

レンタカーで利尻島一周旅行①ペシ岬と利尻山神社

ウニ好きが高じて夏に利尻島に行った記録です。

飛行機からのぞむ利尻富士

利尻島とは

北海道の北西に位置する周囲60kmの小さな島です。一番近い北海道西部から20km。  最北端の稚内市(わっかないし)から52キロ離れており、フェリーが出ています。

 

人口は5千人(参考までに十勝の人口と比較すると豊頃町3千人、上士幌町、大樹町5千人士幌町鹿追町本別町広尾町6千人、池田町7千人、帯広16万人) ピークの1960年代には1万5千人が住んでいたそうですが、鰊漁(綿製品の肥料、食糧)が不漁になると人口が激減したしそうです。雄大な自然が残されており絶景とグルメから観光地として人気です。

 

利尻島のシンボル利尻山

 日本百名山の1つ利尻山(標高1721m)は北海道の山で最も高く、島の中央にそびえ立つシンボルです。

利尻町立博物館展示より

リ・シリはアイヌ語で高い山のある島の意味。日本百名山の著者深田さんは「利尻島はそのまま利尻岳であった」とコメントしています。

 

利尻観光スケジュール

ウニのシーズンである6月に一泊二日の強行スケジュール!!

 

地下鉄東豊線栄町駅から空港連絡バス 7:05発

丘珠空港 7:50フライト

丘珠空港はHACのプロペラ機に乗れますよ。

8:45利尻着。天気は雨…

雲に隠れて利尻富士見えない。

空港には珍しい刺身の自動販売機!

 

空港レンタカー9:00〜翌8:30返却。2万円。

レンタカーの店舗が空港に無くて焦っていたが、空港まで持ってきてくれるらしい😂

雨だからと傘も貸していただいた。

いきなり島民の優しさに触れ一人旅の心に沁みる🥺

返却方法書かれた紙。カギはダッシュボードに入れておけばいいとのこと。

なんて平和な島なのでしょう✨

 

早速ドライブスタート!!

レンタカー代金を支払うために利尻富士町へ向かいます!!

 

空港周辺の史跡

会津藩士の墓

1808年会津藩士がリイシリに派遣されます。レザノフの襲撃があったりしたので国防強化のためでしょう。

 

リイシリ運上屋跡

本泊(モトドマリ)島で唯一の運上家(場所請負制制の交易場の拠点)があったそうです。アイヌの和人の交易の場のことですね。

礼文島も近いのでここが選ばれたそうです。ニシン、タラ、アワビ、ナマコ、昆布が取引されたと記録にあるそう。ウニは取引されてなかったんでしょうか。

 

利尻町立博物館展示より

1869年(明治2年)場所請負制度解体により、運上屋の独占支配が無くなり、一般漁民が訪れるようになり、永住する者も現れたとあります。 明治以前の和人は蝦夷地で漁はしてなかったのでしょうか?

 

利尻富士町に到着

利尻富士町稚内からのフェリー乗り場があるのでお土産や食堂いろいろあります。

さとう食堂で絶品ホッケ定食朝ごはん

9:00に入店。観光客らしき二組が食べていたホッケ定食1750円を注文!!

朝から脂の乗ったホッケを食べられてヒンナヒンナだぜ〜!

当然、生ウニ丼もあります。

おすすめは海藻ラーメンらしいです!

 

昼食を終えてペシ岬でプチ登山

このあたりは鴛泊(うしとまり)(アイヌ語ウシ・トマリ、入江の泊地を意味する)と呼ばれています。

シンボルはペシ岬と呼ばれる高さ90メートルの岩。灯台が設置されています。

 

天気が良いと樺太見えるらしいので、登っていこうじゃないですか、階段を!

中腹まできました。奥の突き出た部分には昔もう一つ岩山があったそうです。ダイナマイトで爆破されて稚内に運ばれ、防波堤ドームの材料になったそうです。

防波堤ドーム↑

 

今は亡き山の跡地に山神の碑が。昔の人々は神聖な山としてうやまったのでしょうか。後ろにそびえ立つペシ岬の上までいきますよ〜!

 

途中から階段が消えました。でかい岩の上を登る必要があるし、かなり急斜面なんですが😂

 

手すりあるから正しいルートだよな、、

と不安になりながら北京の万里の長城を登った事を思い出します。

岩に岩を重ねてペシ岬とす。

絶景じゃないですか!!

樺太は見えないが礼文島は見えました!

ずっと悪かった天気が回復し、利尻富士を一部見ることができました。手前の黄色い花は利尻島にしか咲かない花です。

 

石垣は城の跡なのか、登山道の整備のためのものなのか。

 

利尻山神社へ参拝

利尻富士町の鴛泊(おしどまり) に鎮座する利尻山神社はペシ岬から車で5-10分ほどです。

 

入口には鳥居があり、森の中につづいていきます。

祭神:大山祇、大海神、豊受大神

 

利尻山神社の奥宮は利尻山の山頂にあることから、御神体利尻山そのものでしょう。

 

 

長くなるのでいったんここで。

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