コンビニでよくミネラルウォーターを買います。軟水と硬水買うならどちらがいいのか気になり調べてみました。
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軟水と硬水のちがい
軟水(なんすい)と硬水(こうすい)の違いは水に含まれるミネラルの違いです。
世界保健機構(WHO)基準では1リットルに含まれるカルシウム、マグネシウムの量が120mℓ以上なら硬水、未満なら軟水と言われています。
例えば日本の水道水は日本全国の水道水の硬度平均は48.9mg/Lですので、軟水に分類されます。
軟水と硬水の効果
硬水に含まれるマグネシウムは、消化器系の働きを良くする効果があるため、胃や腸が活発化し、便秘解消になります。便秘の際に医療機関で酸化マグネシウムが処方されることもあるくらいです。
それを聞くとミネラルを多く摂れる硬水の方がいいじゃないか!とも思えますが、ミネラルが多すぎると腸が刺激されすぎて、お腹を壊してしまう恐れがあります。
軟水はマグネシウムが少ないため、石けんや洗剤が泡立ちやすいです。また、消化器症状の心配が少ないので、 赤ちゃんや高齢者など、抵抗力の弱い人にも負担をかけません。
なぜ日本の水は軟水なのか?
ヨーロッパは硬水が多く、日本は軟水が多いと聞きます。
その理由は地形的な違いがあります。
火山が多い日本列島の大地は花崗岩で形成されてており、山から川からの傾斜が大いきいのが特徴です。
水の浸透が早い花崗岩を通ってろ過された雨や雪は、山から海まで流下する速度が比較的早く、ヨーロッパに比べるとミネラル成分の浸透は少なくなります。
ヨーロッパは、石灰岩が多い地質で、山から海まで傾斜のゆるやかな地形が広がっています。したがって、雨や雪は、ゆっくり時間をかけてミネラル豊富な石灰層を通ってろ過されていき、ミネラル成分がたっぷり溶け込んだ地下水となります。
便秘になったら硬水を飲んでみようと思いました!!
石灰岩はヨーロッパが海だった名残?