古代史好きな28歳サラリーマンのブログ

古代史、神話、医療に興味があるサラリーマンが全国を旅した発見を書き連ねます。

茨城旅②要石の謎

奥宮から徒歩5分ほど

鹿島神宮の敷地内にある御手洗池に向かいます。

鹿島神宮にある要石

途中に武甕槌大神が大鯰を抑えている様子が描かれた石がありました。

昔の人は地震が起きる時は地下で大鯰が暴れ回っていると考えたそうです。鯰を抑えるために刺した石は「要石」(かなめいし)と呼ばれています。

要石が祀られている場所。

石の鳥居がありました。

要石は昔香取の大神が座ったと歌われる石であり、もっと古い時代の磐座とも伝えられています。

握り拳くらいの石が土に埋められています。水戸黄門の時代に1週間かけて掘っても掘りきれなかったとの逸話も残っています。

武甕槌が要石で大鯰を抑える事によって鹿島神宮周辺は昔から大地震による被害が少ないと言われているそうです。

それが21世紀になって科学的な証拠が出てきたというのです。埼玉県南部〜茨城県まで細長い岩石(蛇紋岩)がプレートの上に存在していることが確認され、しかもこの岩石は変形しやすい特性からプレートが起こす振動を軽減する事がわかったといいます。

 

2000年越しの伏線回収???

エグすぎます(゚ω゚)

 

古代の人はどうやってこの土地が安定した岩石の上にあると知ったのでしょうか。

 

しかも「鹿島神宮の要石と香取神宮の要石は繋がっている」という言い伝えもあるんですよね。。

まるでこの細長い岩石の存在を知っていたかのような。。謎は深まります。

 

神秘の池 御手洗池

要石から少し歩いたところに御手洗池(みたらいいけ)があります。

鳥居の裏から湧水が流れているためか、池の水は透明度が高く、水中で鯉が泳ぐ姿、池の底までよく見えます。苔むした鳥居が幻想的なスポットです。

鹿島神宮ができる以前、信仰の始まりはこの池だったと伝えられています。湧水のあるところに建てられた神社だったのですね。

 

御手洗池は森の真ん中に位置してました。

 

鹿島神宮の近くに高天原があった?

つづいて、鹿島神宮の近くに気になるスポットがあるので車で向かうことにします。

それは「高天原」という地名です。高天原といえば天照大神天孫族が住んでいる天空にある神の世界ではないですか。なんと茨城県高天原があったのでしょうか。

車で10分ほどで到着しました。「高天原と鬼塚」です。太平洋を見下ろすこの台地は高天原と呼ばれ武甕槌命がこの台地に登り国見をしたと言われています。 

高天原の東にある丘は鬼塚と呼ばれています。由来は鹿島大神が東征した時に従わない鬼たちを退治してその首を埋めたためだそうです。

 

鬼とはおそらくこの地に古くから住んでいた縄文人ではないでしょうか。ここは高台なので縄文人の集落があったのでしょう。そこに出雲の国譲りの恩賞として関東をもらいうけた武甕槌がやってきて争いがあったと推測します。

この辺りは宮津という地名が残っています。宮とは都を指しますので海の近くの都という事になりますね。この場所は武甕槌が鹿島の地を治めるにあたって政治の中心、都をおいた場所なのかもしれません。

高天原から車で10分ほど走った海沿いに「鹿島神宮の明石浜鳥居」があります。

海の目の前に立っています。

防波堤の向こう側は海。太平洋です。

鹿島神宮を囲むように東西南北に建てられた4つの鳥居のうちの一つ。鳥居の内側は神域と言われています。

この浜は武甕槌命が出雲で話し合いを終えた後、東国に入り上陸された神聖な地とされているそうです。鹿島では武甕槌は海を渡ってやってきたと伝えられているのです!!

武甕槌大神はこの地を数千年の間守り続けていますね。

 

 

まとめ

今回の旅で鹿島を訪れる事で、出雲→鹿島→奈良へ移動する武甕槌の軌跡を知る事ができ、歴史が繋がったような感覚になりました。

 

特に修学旅行で行った奈良公園の鹿達は、鹿島からやってきたとは驚きです。

 

幕末に尊王攘夷運動の中心にあった水戸学。徳川御三家でありながらどうして天皇を敬うのか、ずっと疑問でした。鹿島神宮に行ってみて美しさや神秘的な雰囲気に触れてその答えがわかった気がします。

 

水戸藩には神社の中でも最高位に位置する「鹿島神宮」があります。水戸藩士達は鹿島神宮を信仰し郷土の誇りとして大切にしたでしょう。また中には鹿島神宮の歴史に興味をもち『古事記』や『日本書紀』などの国学を学んだ人もいたのではないでしょうか。 その結果かつて日本とは天皇が中心であり、征夷大将軍とは天皇をお守りする事が使命ではないのか?と武士の存在意義・使命を再確認したのではないかと思います。

水戸学については全く詳しくない身ですので今後調べていき、現地にも足を運んでみたいと思います。

 

水戸学に関する記事はこちら↓

rekitabi.hatenablog.com