奈佳美禰神社(なかみねじんじゃ)
社格:旧村社
奈佳美禰神社の祭神
建御名方命(たけみなかたのみこと)
火産霊命(ほむすびのみこと)
奈佳美禰神社の創建
創建は不詳。「神社明細帳」(明治16年)に「中蒲原郡長峯新田字居村 無格社 諏訪神社」とある。 明治41年(1908)愛宕神社(火産霊命)を合併し,現在の社号に改めた。
奈佳美禰神社の由来を考察:
奈佳美禰神社は,蒲原祭りで有名な蒲原神社に隣接して鎮座するので、一見,蒲原神社の境内社のように見えますが、違うようです。
明治時代に火産霊命を祀るようになったとあり、元は建御名方神だけを祀っていたと思われます。
鎮座する長嶺町(ながみねまち)と奈佳美禰(なかみね)と似てるので結構昔からあるんじゃないかとWikipediaを見てみました。
長嶺町の歴史:
開発年代は不明。1684年(貞享元年)に沼垂町が移転。1690年(元禄3年)に蒲原村が移転し、村域が激減した。
なんと、17世紀末の江戸期まではこの場所は長嶺村であったところに、沼垂町、蒲原村が移転してきたとあるではないですか!
つまり、『延喜式神名帳』に記載が無いことから、927年よりも後の時代に作られ、17世紀末まで長嶺村の守護神であったと考えられます。
建御名方神を祀っているので、出雲(島根県)から来た人、あるいは諏訪(長野県)からの移民がここに住んだのかもしれないですね。
いずれにしても縄文系のDNAを受け継いでいそうだなと妄想を広げておりました。
●出雲人、諏訪人には縄文系のDNAが多い?
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